柔道整復師が施術中に筋肉の緊張が高まっているのをほぐす必要が出てくる。
その時に行う手技としてマッサージがある。
原因は長期不使用による拘縮や長時間の使用による肩コリのような症状など様々である。
自分の勤務する整形では、手技の統一はされておらず揉捏法でほぐすことをメインとするを多用する方法と、指圧に近く圧迫法をメインとする方法の2種類に分かれる。
どちらが優れているのかというのは、あくまで患者さんの評価・感覚であって、好きか嫌いかは患者さん一人一人にあると思う。
自分はがメインとして施術を行っているのは、
圧迫法
である。
なぜなら、表層の筋層をほぐすには揉捏だが、深層は圧迫法が向いていると思う。
何層にもなっている筋肉を揉捏だけで弛緩させるには、深部の筋へ圧を加える際に浅層の筋の筋膜を痛めてしまうに違いない。
浅層を傷めずに圧を深部へ加えるには、個人的には圧迫法しかないと考える。
その他ストレッチ・自動運動を使用し弛緩させる方法が最もスマートな方法ではないか。
参考にした書籍を挙げる。※Amazonへリンク(これだけではないがすぐに思いつくものを挙げてみた)
1.
実践MOOK 理学療法プラクティス 肩関節運動機能障害 P43~
2.
ここがポイント!整形外科疾患の理学療法 改訂第2版 P24~
上記参照文献は関節可動域制限に関する内容であるが、筋の伸張に対する方法を応用できると考える。
また時間がある時にマッサージ手技に対する考えをもう少しまとめていきたい。
今後もたくさんの本を読みながらお勧めを書いていきたいと思います。
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