今後とも面白そうな記事があればまとめていこうかと思う。
少し前のものだが120号の特集は
「Fascia:筋膜」
- 筋膜と筋膜リリース
- 筋膜とは、伸び縮みする線維(エラスチン線維)と形を変える線維(コラーゲン線維)が合わさったもの
- 「リリース」とは、筋膜がどの方向で制限が強いのか。その際、筋線維の方向、あるいは筋膜の方向をわかっていながらどの方向に制限が強いか考え、手で確認し、ここに制限があるというときに、じっくり制限を破っていくこと
- 筋膜の種類↓(加える圧を変化させリリースする筋膜を変えていく)
浅筋膜(真皮層の下で脂肪を含む)
深筋膜
筋外膜
筋周膜
筋内膜 - 筋膜は、他の部位にまでつながっていくので「第2の骨格」といわれる
- 適用は幅広い(詳細は「系統別・治療手技の展開 改訂第2版」)
- 基本手技は3つ
長軸方向、横断面方向、pull(traction)
あくまでも今回の特集では「筋膜リリース」の紹介程度にとどまる内容だった。その中で、本文中で竹井仁先生が、「ちゃんとした評価のもとでそれぞれ適した治療法を選択」していくことが重要だと言っていたことに感銘を受けた。つまり、どの組織に問題があるのかによって「筋膜リリース」、「関節モビライゼーション」など選択する必要がある。
果たして自分はそのように治療法を選択できているだろうか。
"あぁ、自分はそんなことを考えて治療をしていなかったな"と反省し、今回の特集の本(系統別・治療手技の展開 改訂第2版)を購入した。
たくさんの治療法の基本を学び、臨床で出会った患者さんに適した治療法を選択できるような、幅の広い柔道整復師になろうと、現在もこの本を読んでいる。内容は少し難しいが、少しずつ理解していけばいいと思うので、繰り返し読んで技術を磨いていこうと思う。
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