接骨院開業して3か月が過ぎました。
以前の整形外科勤務では出会わないような悩ましいことが多々有ります。
接骨院の実務経験があるってことは大切ですね。
つくづく実感します。
接骨院で開業する理由の一つに、頸、肩、腰、膝の主要関節でTOPレベルの理学療法治療を、地元に密着した接骨院で実現したいナとの思いがありました。
そこで近頃は、腰部疾患に集中して研究を進めていこうかと考えています。
まず、とっかかりはこの本でした。
この本の中あった「腰痛に対する運動療法の実際:ALS(佐藤 房郎 著)」に大きく影響を受けました。
「ALS」とは何かですが、「active lumbar stabilisation」の略であり、動的な腰部の安定性をもたらす治療法と表現できると思います。
自院は運動療法を1つの柱として腰部疾患を治療していくので、この考え方に感銘を受け、深く理解しようということになりました。
そこで、関連する本を本日買ってみました。
以下に紹介します。
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まずは正確な腰部の解剖学的知識が必要かと考えて買いました。
少し古い本ですが、参考文献に載っていたため購入する。
上記ペルビック・アプローチと同じ著者の著書で翻訳されたもの。腰部疾患の論文を多く執筆する石井美和子先生が翻訳担当とのことなので、きちんとした翻訳になっていることに期待。
運動制御などより運動学習へ話を発展させ、どのようにリハを進めていけばいいかを論じている。
運動療法の指導へ参考にしたい理論が多く載っているように思う。
ALSとは関係はないが、運動療法の中でストレッチポールを取り入れているので、その発展のために買うことにした。ストレッチポールを使い腰部疾患を治療する理論と方法が載っている。
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このように腰部疾患のために買った本は多いです。きっとこれを読んでも完全には理解できないかと思っています。
しかし、これからも最新の知見を身につけベストを尽くしていけたらと思います。