2014年6月30日月曜日

変形性膝関節症にとっての床座位の危険

床座位では、変形性膝関節症にとってのいくつかの危険性があります。

その危険性とは何なのでしょうか?

変形性関節症はLateral thrustが原因?


以前に膝OAに関与する外力として、Lateral thrustを紹介しました。

Lateral thrust が膝OAのポイント」(http://juseishibookshelf.blogspot.jp/2012/07/lateral-thrust-oa.html

しかし、この考えは最近になって原因として違うのではないかと結論に至ったのです。

全く違うのではないが、主だった原因ではないのではないかということです。

ただ、2・3年前までは雑誌「理学療法」などでもこのLateral thrustを念頭に置いている論文が多く出ているので、未だに日本の医療の中では中心的な概念ではあります。

このLateral thrustを本当の意味で理解していないかもしれないし、今後はやはり重要だと再認識するかもしれませんが、この概念からだとなかなか治療で痛みの解消に直結しませんでした。

変形性関節症はなぜ起こるか?


個人的には、変形性膝関節症は「捻れ」が原因だと考えています。

また、現在この捻れを解消するように治療すると効果が上がります。

そのため、膝OAは捻れが原因なのではないかとの思いは強まったのです。

危険な横座り


実は膝の痛みをもつ患側で横座りをすることが多いです。

それにより膝が捻られて痛みを生み出しているのです。

自分で原因を作っていて、気付かない患者さんが多いのです。

問診などで確認してみてください。

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