2014年1月26日日曜日

柔塾という便利なサイト

便利なサイトがあったので紹介します。

柔塾
http://ywrjk.com/


請求に関することで、「あれっ、よく考えるとこれはどういう決まりだろうか」と思うときがあります。

そんな時に改めて見直すと非常に勉強になります。

初検料、再検料、休日加算、深夜加算、時間外加算、初検時相談支援料などをわかりやすく説明してくれます。

知らなかったというミスをなくして、正しい請求を心がけたいものです。

利用者目線の大切さ

皆さんは、街を歩いてて、「ランチを食べよう」と思ったらどうやって調べるでしょうか?

僕の場合は、スマホで検索してしまいます。

先週の休日に外出した際にもランチを調べるためにも検索したのです。
でも、おいしい店は本当にヒットしない。
というか、検索でヒットした店が本当においしいかわからない。

というのも、普通にググって(googleで検索して)しまうと検索で多くの店が出るが、まず検索で上位にヒットした店は美味しいか関係ない。
そこで食べログなどのランキングを参考にすることになる。
昔やらせなどで話題になったものの、投稿の中には本当の評価もあるわけで、やらせではなさそうな投稿数の店なら人気店と判断し、大いに参考にします。

しかし、その「食べログ」はスマホで検索すると、ランキングを有料会員にしか開放していない。
実に不便です。

個人的には、この方針は食べログが衰退させるきっかけとなると思います。

そこでお金を儲けようという考えもわからなくはないですが、「誰でも投稿できて、客観性が確保されて、誰でも見れる」から便利なわけで、食べログの存在意義があると思うのです。

現に、最近Google Map上の評価が増えています。
「新宿 ランチ」などでググってみると、グーグルの地図とともに飲食店名が評価とともに出てきます。
こちらは誰でも投稿、検索ができます。

「便利ではない=利用価値がない」ということですので、これは危ないなと思います。


学ぶこと

「便利=価値がある」は商売の基本です。
これは自分たちの業界にも当てはまることです。

わが業界の「便利」という意味は様々な解釈ができると思います。
それは個々の院によって方針は異なると思いますが、自分もこれを機に改めて考えたいなと思いました。


2014年1月22日水曜日

お姉さん座りとは?

患者さんの問診中にカルテに書くときに、名前がわからないことがあります。

今日は患者さんの座り方によって、脊柱起立筋が左右差を持っていたのです。

そこでカルテに書こうとしたのですが、座り方の名前がわからない。

正座から脚を横に崩した座り方。
あー、思い付かない。

「お姉さん座り」

結局、そう書くことにしました。

なんて素人のような記載なんだろうと恥ずかしくなりました(苦笑)

後程調べたら、

「横座り」

だそうです。

専門書で見たりする語句ではあるのですが、いざ思い出すと出てこないものですね。

2014年1月21日火曜日

続運動機能障害症候群のマネジメント—頸椎・胸椎・肘・手・膝・足

久しぶりの更新です。

開業して院内業務に追われ、自分の勉強時間も減っており前に進んでいない気がしている最近です。

さて、久しぶりにオススメの本があるので紹介したいと思っております。

それは、「続運動機能障害症候群のマネジメント―頸椎・胸椎・肘・手・膝・足」です。


出会ったきっかけは話すと長くなるのですが、
蒲田和芳先生(広島国際大学保険医療学部 准教授)のオススメの本なのです。

蒲田先生はPTで、コアセラピーの著書で知っていました。

その後、たまたま講演のDVDを購入し、治療への考えについて共感できるものがあり、DVDの中で先生のお勧めする本を買ってみたのです。

それが「続運動機能障害症候群のマネジメント―頸椎・胸椎・肘・手・膝・足」なのです。

著者は Shirley Sahrmann というアメリカのPTです。

読んでみて非常に驚くのが、次のような考えでした。
現在定義されている疾患はDr.のための疾患であって、それはPTがとらえている疾患の病態とは違うので、PTが関わる運動器疾患を定義し、検査法や治療法を確立することで、その疾患に関してはPTが診断することができるように社会から信頼されるようにしていきたい、という考えだ。
これが実現すれば、医師が運動器疾患に異常のある患者さんを、詳細な診断を依頼するためにPTへ紹介する社会が来るかもしれない。

また、こうも言っている。
患者は運動器疾患の予防のために年に1回は定期検診をするべきである。身体に機能的異常がないか早期発見をし、身体にストレスのかかる部位を発見し、早期に治療をすることで医療費を削減できるだろう、と。

これはすばらしい考えだと思う。
社会の中で必要とされる存在になっていくことが、PTの地位を向上させ、職業として安定したものにしていく事何だと思う。
これだけの意思に僕ら柔道整復師も見習っていかなくてはいけないと思う。

内容の詳細はここでは控えるが、変形が生じるメカニズムを具体的な症例を挙げて説明している。

痛みの多くは日常生活の中の動作などに起因しているので、それを注意深く観察し、正しい運動に修正することで、痛みを軽減できるとの考えが展開されている。

ここ最近で出会った中で、最高の著書であると思います。

※ちなみにこの一つ前の著書も併せて購入することがオススメ!
なぜなら、これは同じ内容ではなく、腰・股関節・肩甲帯について書いているため、最新版とは内容が異なる。最新版からもこちらを参照するようにと省かれていることが多い。
特に治療法としてのエクササイズはこちらの著書に多く載っているので、そのためにも合わせて購入したい。↓↓↓↓

運動機能障害症候群のマネジメント―理学療法評価・MSBアプローチ・ADL指導