最近になり、柔整師にとって良いアトラスを発見したので紹介します。
その名も
「プロメテウス 解剖学アトラス」
です。第2版が最近出ました。僕が学生時代に使っていたのは、ネッター解剖学で、内臓器から筋骨格がきれいに描写されているので使用していました。
しかし、詳細に筋肉の走行を把握しにくいので、学生時代ですら「肉単」で補っていました。
そして、実際に臨床現場に出てみると、柔整師にとって重要な筋骨格系の描写が十分ではないことが一層身にしみて感じます。
臨床では筋の走行により細かなイメージが重要になります。
例えば、小指中手骨骨幹部骨折の後療法で患者さんが「手作業で第4・5中手骨間部に違和感を感じます」と訴えてきました。
『手内筋の走行はどうだっけ?』
『そもそも何筋があるんだっけ?』
となりがちです。
固有背筋についても同様です。知らないで施術を行うのと、知ってて施術を行うのではおのずと結果に差が出ると思います。
この要望にこたえるのが、「プロメテウス 解剖学アトラス」です。
とてもきれいな描写で見やすいです。
筋肉の走行が1つ1つ書いてあり、この筋肉の裏側はどうなっているのだろう、というもどかしさは感じません。
興味があればぜひ書店にて手にとって見てみてください。
国家試験を終えてからも勉強は必要です。
正しい解剖を知り、日々の技術の向上に励んでいきたいものです。
今後もたくさんの本を読みながらお勧めを書いていきたいと思います。
参考になったという方は、以下のリンクよりお買い求め下さい。
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