昨日、ようやく最近読んでいた「上肢運動器疾患の診かた・考えかた 関節機能解剖学的リハビリテーション・アプローチ」を読み終えました。
著作権があるので、特に記憶に残る部分を簡単に紹介したいと思います。
肩関節は「運動療法のための機能解剖学的触診技術」などに書かれている内容や、
「Sportsmedicine」などを読んでいる内容と同様の内容だったため、
個人的には新しい知見などはなかったように思います。
ただ、自分の中であいまいだった考え方などが別の視点から書かれていたり、
上手くまとめられていて良いと感じました。
これだけでも、買った価値あるなと思いました。
特に関心を持って読めたのが、指関節でした。
今まで臨床現場では、あいまいな知識と理解のために、
漫然と中手骨・基節骨骨折の後療法を行ってました。
バイブラの後、手掌・手背をコネコネとマッサージしてほぐし、
骨折指の掌背側を少しマッサージして・・・、
と全体的にほぐして浮腫による組織の癒着をとる、という感じでした。
どの組織をターゲットに治療すれば指の可動域が出せるかなど、
あまり深く考えていなかったのです。
ですが、この本のおかげで指の解剖をもとに
どうアプローチすればいいかイメージできるようになりました。
矢状索や側索・骨間筋腱膜の移動距離の改善を行う、
というのはなるほどと思いました。
理解を深めるためにも、近いうちもう一回読みなおそうと考えてます。
今後もたくさんの本を読みながらお勧めを書いていきたいと思います。
参考になったという方は、以下のリンクよりお買い求め下さい。
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