接骨院(柔道整復師)と整形外科は同じ疾患を治療することが多い。
その整形外科で働く理学療法士(以下PT)は、特に柔整師と同じような治療法を行うことが多い。
PTは、運動器疾患や呼吸器疾患、循環器疾患のリハビリを行うスペシャリストだ。
そのPT業界では、PT養成校が専門学校から大学へと移行しつつある。
当然、大学院が増えPTが関わる疾患の研究が進むこととなる。
ちなみに、初の大学は1992年(平成4年)に開校だそう。
一方、柔整業界は2004年(平成16年)、明治鍼灸大学保健医療学部柔道整復学科を開設。
柔整師になるための大学が設立され始めたのが、PT業界の12年遅れである。
そんな、PT業界の研究成果を参考にさせてもらうことは、とても有意義だと思う。
柔整業界全体が非科学的な治療法(臨床経験の積み重ねが悪だという意味でない)を行うのではなく、
自分たちが行っている治療法はこんなにも科学的根拠があるのだ、
と証明し、先人たちから脈々と受け継がれている経験の蓄積で、日本の医療に貢献したいものだ。
という信念よりPTの雑誌・論文などを参考にしている。
今回紹介するのは「理学療法」だ。
雑誌「理学療法」(メディカルプレス)
バックナンバーで興味があったものを取り寄せるようにしているが、
結構値が張るので、学校の図書館などでコピーしたほうがいいかもしれない。
もし、購入希望なら2冊以上なら送料無料で送ってくれる。
HP上に詳細はある。
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